イベント — 2009/7/2 木曜日 at 0:04:05

パラリンピックで初! 北京のメダリストに報奨金を贈呈

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特別賞を贈呈された北京パラリンピックのメダリストたち
後列(左から)=石井(自転車)、小山(水泳)、神谷(アーチェリー)、橋本パラリンピック推進議員連盟事務局長、北郷日本障害者スポーツ協会会長、藤本(柔道)、山本(陸上)、河合(水泳)、藤田(自転車)。前列(左から)=田中(陸上)、上与那原(陸上)、伊藤(陸上)、鈴木(水泳)、国枝(車いすテニス)、笹原(陸上)、高田(陸上)、大井(陸上)選手

去る6月26日、東京シティ・エアターミナル(T-CAT)でパラリンピック特別賞贈呈式(日本障害者スポーツ協会主催)が開催され、2008年北京パラリンピックで活躍したメダリストが出席。国枝慎吾(車いすテニス)、石井雅史(自転車)、伊藤智也(陸上)、鈴木孝幸(水泳)選手らに“特別賞”が贈呈された。

このほど、関係法令の整備に伴い、パラリンピックのメダリストに授与されることとなった“パラリンピック特別賞”。メダルを獲得した選手を対象としており、17人の選手(式に出席した選手は15人)に賞状と報奨金(金メダル100万円、銀メダル70万円、銅メダル50万円)が贈呈された。「オリンピックでは1992年バルセロナ大会から行われている」(河合選手)という特別賞だが、パラリンピックでの授賞は北京大会のメダリストが初めてとなる。
(※オリンピックの報奨金は金300万円、銀200万円、銅100万円)

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左から藤田、山本、石井選手=懇談会にて

式で挨拶に立った国枝選手は、
「近年、国を挙げて障害者スポーツを支援している国が競技力を上げている。今制度は世界標準に日本が一歩近づいたということ」
と話し、関係者に感謝を表した。

続いて行われ懇談会では、選手や関係者らが食事を囲み、交流を深めていた。

<選手の近況>

藤本聰選手(柔道)

藤本聰選手(柔道)

視覚障害柔道で4連覇を狙うも北京では銀メダルだった。「北京のとき、からだはぼろぼろでした。今年3月に関節を手術。見据えるのは、もちろんロンドンです! 現在は(職場である)盲学校で柔道を教えています」

石井雅史選手(自転車)

北京では、自転車1kmタイムトライアル(CP4)の金メダルなど3つのメダルを獲得した。「北京後、競技を続けさせてくれる環境に恵まれて感謝しています。近況? 北京のときよりコンマ2秒タイムを縮めました!」

藤田征樹選手(自転車)

自転車1kmタイムトライアル(LC3/LC4)銀など獲得したメダルは3つ。「4月に就職をしたばかり。新しい土地で、練習環境を整えているところです」

上与那原寛和選手(陸上)

上与那原寛和選手(陸上)

北京では男子マラソン(T52)で銀メダルを獲得。「ジャパラに出場するかは未定です。今は、体力が落ちないようトレーニングをしています」

(記事:瀬長あすか 写真:吉村もと)