ロンドン2012 — 2012/8/28 火曜日 at 22:06:40

開幕に向けて調子をあげる選手たちに選手村で聞きました!

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オリンピックパーク内の選手村にて=8月26日 撮影/吉村もと

パワーリフティングで5位以内を目指す宇城元選手

いよいよ29日にパラリンピックが開幕する。オリンピックと同様、4年に1度の大舞台に向けて標準を合わせる選手たち。彼らが滞在する選手村で話を聞いた。

パワーリフティング75kg級に出場する宇城元選手(株式会社サガミチェーン)は、23日に現地入りし、調整に励む。67.5kg級で8位入賞したアテネパラリンピック以来8年ぶりのパラリンピックになる。「やっと勝負できるところまできた。必ず入賞します」と力強い。出発前は仕事の合間に練習していたため、満足な練習が出来なかったが、ロンドンに入ってトレーニングに集中できる環境になった。「うまく調整できていて、気持ちも乗ってきている」。選手村では、日本からマットレスを持ち込んで睡眠の快適さをはかったり、日本選手団のドクターに相談をしたりしてコンディションを整えている。

「気分は上々」と笑顔を見せる佐藤選手

3度目のパラリンピック出場となる陸上の佐藤真海選手(サントリーホールディングス株式会社)は、義足のアスリート。*日に行われる走り幅跳び(F42/44)に出場する。年々世界のレベルが高まっており、ロンドンパラリンピックの出場権をかけた国内選考でも苦戦を強いられた。「やっとここ来たなという感じ。選手村には世界中の人が集まっていて、パラリンピック独特の雰囲気を感じている」。今回は、ノルウェーで最終調整し、日本選手団と現地合流。時差ぼけもなく、「ノルウェーで自己ベストも出すことができた。上り調子です!」と笑顔で語った。

陸上・中長距離の堀越信司選手(NTTマーケティングアウト)は、視覚障害の選手。食事は食堂で不足しがちな野菜を積極的に摂るなどバランスのいい食生活を維持するように心がけている。「選手村は聞いていた話より過ごしやすい。現地での環境にも適応できているし、いい緊張感で練習に臨めている」と表情も明るかった。

それぞれ選手たちは、オフの時間を利用して、選手村があるオリンピックパーク近くの大型ショッピングセンターで買い物したり、ロンドン東部の景観を一望できるゴンドラに乗ったりするなどリラックスして本番を迎えようとしている。

(瀬長あすか)