アイススレッジホッケー

世界選手権セミファイナル カナダ対アメリカ

2009年5月15日(金) 01:54 UTC by 吉村 もと

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カナダの怒涛の攻撃をセーブし続け、見事勝利に貢献したGK Steven Cash(アメリカ、写真中央)

現地時間の14日は、予選A・B両グループの上位2チームによる準決勝2試合が行われた。第一試合は、Aグループの1位とBグループ2位のアメリカが対戦。アメリカがシュートアウト対決にまでもつれ込んだ試合を制し、決勝戦進出を決めた。

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カナダの大黒柱Billy Bridgesを3人がかりでマークするアメリカ選手たち

トップチーム同士の対決に、大きな注目が集まったこのカード。両チームとも序盤から、舞い上がることなく冷静に、リンクを広く使った攻撃を展開。ともに無得点で迎えた第2ピリオドの2分9秒に、アメリカのAdam Page(FW)がゴール前の混戦から粘ってシュートを放ち、先制点を挙げた。

その後のアメリカは、カナダの猛攻を受けるも、徹底したディフェンスと、ゴールキーパー・Steve Cashのファインセーブでゴールを死守。流れを引き寄せようとするカナダの攻撃を、全員プレーでしのいだ。しかし3ピリ目、試合時間残り1分41秒に、カナダに意地の同点弾を決められ、勝負は延長戦へともつれ込んだ。

10分間の延長戦でも、決着がつかず、シュートアウト対決へ。アメリカ先攻で始まったシュートアウトは、ともに1人ずつ決めて、サドンデスへ突入。カナダの先攻に代わり、ここでも両チームのゴールキーパーがファインセーブを連発して、会場を盛り上げた。そして、カナダ6人目が失敗したあとのアメリカは、1得点を挙げているAdam Pageに託すことに。カナダのゴールキーパー・Paul Rosenの前へ出る動きを見極めたAdam Pageは、左右に振りゴール右隅にシュート。これが見事に決まり、16日の決勝戦進出を決めた。

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3ピリオド残り1分41秒、執念の同点ゴールを決めたDrion Marc(カナダ)

シュートアウト、6人目のAdam Page(アメリカ)が決めた瞬間勝利が確定し、喜びを爆発させるアメリカチーム
シュートアウト、6人目のAdam Page(アメリカ)が決めた瞬間勝利が確定し、喜びを爆発させるアメリカチーム

(原稿/荒木美晴 撮影/吉村もと)

→【特集】アイススレッジホッケー世界選手権2009

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