アイススレッジホッケー

世界選手権5-6位決定戦 チェコ対イタリア

2009年5月16日(土) 06:56 UTC by 荒木 美晴

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試合終了後、健闘を称えあうチェコGK Vapenka Michal(写真左)とイタリアキャプテン Chiarotti Andrea(写真右)

現地時間の15日、5-6位決定戦でチェコとイタリアが対戦。ともに無得点のまま迎えた延長戦でも決着がつかず、シュートアウト対決へ。先攻チェコの2人目が決めたのに対し、イタリアは3人全員が失敗。チェコが勝利し、世界選手権初参戦にして、5位入賞と大健闘した。

会場は地元チェコの観客で埋まり、大きな声援が送られるなかで試合は始まった。第2ピリオドまでは、ともに決定打が出ないまま時間だけが流れ、無得点のまま最終ピリオドへ。やきもきする観客を沸かせたのは、残り時間3分半、チェコ選手が強烈なシュートを放ったとき。一瞬、それが決まったように見えたが、パックはゴールポストを直撃し、外にはじかれた。審判はチェック後にノーゴールをジャッジ。念願の先制点とはいかず、得点を信じた会場からは大きなため息が漏れた。

試合はそのまま延長戦を迎えたが、ここでも決着はつかず、シュートアウト対決にもつれこんだ。チェコの先攻で始まり、ともに1人目が失敗した後のチェコの2人目、キャプテンのBerger Jiri(FW)が左手でゴール上段にシュートを決めた。続くイタリア、チェコの3人目が失敗。そして、イタリアの最終シューターが放ったパックを、今大会、チェコの“守護神”として大活躍しているVapenka Michalがシュートコースを見極め左手でしっかりとキャッチ。その瞬間、チェコの勝利が決まり、会場は割れんばかりの大声援に包まれた。

試合後、両チームの選手らは、リンクの中央で互いの健闘を称えあい、バンクーバーでの再戦を誓った。

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シートアウトできっちり決め、大観衆に笑顔で応えるチェコのキャプテン Berger Jiri

チェコの攻撃チャンスを何度も防いだイタリアディフェンス陣(写真ユニフォーム・白)
チェコの攻撃チャンスを何度も防いだイタリアディフェンス陣(写真ユニフォーム・白)

(原稿/荒木美晴 撮影/吉村もと)

→【特集】アイススレッジホッケー世界選手権2009

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