サッカー, ブラインドサッカー — 2013/11/6 水曜日 at 23:50:23

「会場を満員に」ブラインドサッカー世界選手権B1大会、日本開催決定!

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記者会見ではトークセッションの形式で、落合選手と大会アンバサダーの北澤さんが世界選手権への期待を語った

2014IBSAブラインドサッカー世界選手権B1大会の日本開催決定を受けて6日、都内で記者発表が行われた。

大会は2014年11月中旬から2週間ほどの予定。国立代々木競技場フットサルコート(東京都渋谷区)で行う。競技の認知度向上のために様々なイベントを積極的に開催しているブラインドサッカーだが、今回は都心での開催とあって、より多くの観客の来場が期待される。

日本代表キャプテンの落合啓士選手は、「2010年イングランド大会の地元イングランド戦は満員で、スタンドに入れない人が出るほどの状態だった。試合の苦しい時間帯で力になるのは皆さんの声援です。ぜひ多くのサッカーファンに来場してもらいたい」と観戦を呼びかけた。

写真は左から、日本ブラインドサッカー協会理事長の釜本美佐子さん、大会アンバサダーの北澤豪さん、協会のスペシャルパートナーであるフィアット クライスラー ジャパンのティツィアナ・アランプレセさん、日本代表の落合啓士選手

また、大会アンバサダーとして登壇したサッカー元日本代表の北澤豪さんは、「(3月に来日した)ブラジル代表を見た。足にボールがくっついているようなプレーは本当にスゴい」とブラインドサッカーの魅力を語り、「世界選手権を成功させて、みんなにブラインドサッカーを知ってもらわなければ」と力を込めた。

4年に1度行われる世界選手権は、パラリンピックに次ぐ大きな大会だ。日本代表は、初めて出場した2006年アルゼンチン大会で8ヵ国中7位、2回目に出場した2010年のイングランド大会では10ヵ国中8位に終わっている。魚住稿監督は「決勝トーナメント進出を目標としたい」とのコメントを発表し、また落合選手は「自国開催でぶざまな試合は見せられない」と気合いを入れた。

日本代表には、パラリンピック(8ヵ国出場)の出場経験がまだない。ロンドンパラリンピック最終予選では強豪イランに敗れ、あと一歩のところで出場を逃した。ホスト国として南米やヨーロッパ勢と対戦できる世界選手権は、2016年リオパラリンピック、自国開催枠での出場が濃厚な2020年東京パラリンピックに向けて絶好の強化の場になる。2014年は、実戦を通して強くなっていく日本代表の姿が見られるだろう。

2014IBSAブラインドサッカー世界選手権B1大会

出場チーム数、試合形式は国際視覚障害者スポーツ連盟(IBSA)の決定を待っている段階。前回大会は10ヵ国(ホスト国、前回優勝国、ヨーロッパ選手権上位国、コパ・アメリカ選手権上位国、アジア選手権上位国)が出場。2グループに分かれてグループリーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントで優勝を争った。

(取材・文/瀬長あすか)