ウィルチェアーラグビー — 2010/9/26 日曜日 at 17:15:11

【2010世界選手権】日本、USAに敗れて3位決定戦へ

by

ike01.jpg
ゴールに斬り込んでいく日本のハイポインター池崎大輔/撮影:吉村もと

リッチモンド・オリンピック・オーバルで開催されているウィルチェアーラグビー世界選手権は、現地時間の25日、準決勝のUSA(プールA・1位)対日本(プールB・2位)が行われた。初のベスト4入りを決めている日本は、世界王者のUSAを相手に、第1ピリオドこそ互角に戦ったが、第2ピリオドで攻撃のリズムを崩され、51-62で敗退。26日の3位決定戦にまわることになった。

先制した日本は、第1ピリオドから落ち着いた試合運びでUSAに攻撃の形を作らせない。コートを広く使ったパス回し、チェアスキルのある池崎大輔が相手をひきつけ仲里進がゴールするなど素晴らしい組織力と集中力を発揮し、USAに立て続けにタイムアウトを取らせて苦しめる。

「アメリカとの力の差は感じたが、スキルは通じたと思う」
そう語るのは、世界ランキング1位のUSAと初めて対戦した池崎。

しかし、試合巧者USAの修正は早かった。USAは、多彩な戦術とメンバーチェンジで立て直すと、第2ピリオドから入った島川慎一をブロックして攻撃の起点をつぶすことに成功。その後、日本のパスミスを誘ってターンオーバーを取り、じわりじわりと点差を広げた。

昨シーズンまでUSAのリーグでプレーしていた日本の島川は、
「第1ピリオドがよかっただけに敗戦は悔しい。アメリカは何倍も力が上だった」
と話した。

1対1の勝負強さ、スピードのある試合運び……その力の差は11点差あった。

同時に行われていたもう一組の準決勝オーストラリア(プールB1位)対スウェーデン(プールA2位)は、オーストラリアが56-38で勝利し決勝進出を決めた。

sato00.jpg
チームを引っ張るキャプテンの佐藤佳人

(取材・文/瀬長あすか、撮影/吉村もと)