【9月4日/第7日目】車いすテニス、眞田、上地が激闘

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男子シングルスで眞田が3回戦で18歳の成長株であるフェルナンデスと対戦。フルセットの激闘の末、ベスト8進出を逃した/撮影:吉村もと

大会7日目の4日、車いすテニスや射撃、パワーリフティングなどに日本人選手が出場した。

車いすテニス男子シングルス3回戦には、眞田卓(埼玉トヨペット)が登場。5月のジャパン・オープンで世界ランキング1位のステファン・ウデ(フランス)を破って優勝したグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦し、6-3、4-6、1-6で敗れた。「フェルナンデス選手は、走って深いところにストロークする、フォアもバックも振り切ってプレーするところが自分のスタイルと似ている」と語った眞田。2セット目中盤までリードしながら、ダブルフォルトを重ねて逆転を許した。勝敗を分けた原因に、「メンタル面」を挙げた。また、連覇を狙う国枝慎吾(ユニクロ)は圧巻のストレート勝ち。

パラリンピック初出場、女子シングルスの上地結衣(明石商高)は、第2シードのアニク・ファンクート(オランダ)に6-7、5-7で敗れ、ベスト4進出はならなかった。「2セット目は5-2とリードしていたのに取りきれず、どうしようと思った。その気持ちがプレーに出てしまった」。しかし、格上のファンクートが試合後に目に涙を浮かべたほど追い込んだ。ロンドンでの激闘は、ライバルたちにその存在を知らしめたに違いない。

最後の一発を打ち終えた田口は、緊張から解放されたような表情をみせた

射撃の田口亜希(郵船クルーズ)は、50mライフル伏射(男女混合・SH1)で22位だった。水泳50メートル自由形(S6)では、小山恭輔(コロプラスト)が決勝に進出し5位に。パワーリフティング男子82.5キロ級の大堂秀樹(愛知玉野情報システム)が191キロを上げて堂々の6位入賞。

シッティングバレー女子順位決定戦は、スロベニアにストレートで破れ、5位8位決定戦へ回る。

選手のコメント

車いすテニス・眞田選手「課題としていたのはサーブ。サーブが調子よければ自分のプレーが引き立つ。ロンドンに来てからコーチに言われたことだが、サーブが崩れるとプレーが崩れてしまう。自信がなくなって崩れてしまった。チェアーワークと、パワーが相手より劣っていた」

最後まで笑顔で戦ったシッティングバレー日本代表

射撃・田口亜希選手「メダルを意識して気負ってしまった。ただ、一発もいい加減に撃ったものはなく、後悔はしていない。今後は、コンスタントに高い得点を出していきたい」

(取材・文/荒木美晴、瀬長あすか)