パラアイスホッケー — 2017/8/4 金曜日 at 1:18:40

【日韓親善大会】日本2連敗も、改善に手ごたえ

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世界3位の韓国に挑む日本。3ピリには吉川(左から2人目)がシュートを決めてリズムを作った=江陵ホッケーセンター
世界3位の韓国に挑む日本。3ピリには吉川(左から2人目)がシュートを決めてリズムを作った=江陵ホッケーセンター

パラアイスホッケーの日本代表と韓国代表が、平昌パラリンピックの会場となる江陵ホッケーセンターで親善大会を行っている。2日の第1戦を0-3で落とした日本は、3日の第2戦も1‐3で敗れ、連敗を喫した。

初戦はフェイスオフからの失点などで自らリズムを崩した日本。今日の午前の練習では反省点を洗い出し、ポジションの確認を徹底した。

厳しくマークされる熊谷昌治(左)。ディフェンスをかわしてパックをキープ!
厳しくマークされる熊谷昌治(左)。ディフェンスをかわしてパックをキープ!

序盤から相手と互角の動きを見せていた日本だが、先制点が奪えない。逆に第1ピリオド残り3分半、相手の反則によるパワープレーのチャンスで数的優位に立ちながら、韓国にカウンターを許して失点。第2ピリオドにも追加点を入れられ、追いかける展開となった。

これまでは、焦りから攻守の精度が落ちることが多かった日本だが、この日は冷静に対応。最終ピリオド4分に3度目のパワープレーのチャンスを得ると、相手ゴール裏でパックをキープ。そこから落ち着いて中に出したパックに吉川守が反応し、豪快なミドルシュートを決めた。その後、韓国のゴールポスト直撃のシュートからゴールを許してしまい、1‐3と離されたが、日本が序盤から重ねた丁寧なフォアチェックが効き終盤は韓国の足を止め、攻めの形を作らせなかった。

南雲啓祐(左)ら若手選手の成長が勝利のカギを握る。今後の飛躍に期待したい
南雲啓祐(左)ら若手選手の成長が勝利のカギを握る。今後の飛躍に期待したい

もちろん、日本のイージーミスからピンチにつながる場面が多く、課題はおおいに残るが、初日にできなかった“後半勝負”に持っていけたことは強化の成果といえる。フレンドリーマッチとはいえ、ベンチ入りメンバー全員を試合に投入し、世界3位の韓国に対して複数のセットで試合を回せたことも「次につながる」と選手は口をそろえる。

最終日の4日は、初白星を目指す。粘り強い守備でリズムをつかみ、いかに少ないチャンスをモノにできるか。日本チームの奮起に期待したい。

★後日公開予定の関連コラムもお楽しみに!

(取材・文・撮影/荒木美晴)