アルペンスキー — 2010/2/12 金曜日 at 0:29:28

アルペンジャパラ閉幕、男子立位で三澤が3連勝!

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表彰台で笑顔を見せる男子座位の谷口彰(中央)、鈴木猛史(左)、横澤高徳(右)/撮影:瀬長あすか

長野県八方尾根スキー場で行われていた「2010ジャパンパラリンピックアルペンスキー競技大会」が11日、閉幕した。午前中、今大会初の晴れ間を見せた本日。しかし、全選手が第一滑走を終えた頃より雨が降り出し、午後はみぞれまじりの雨が次第に強くなるなど、難しいコンディションとなった。

最終日の種目は大回転。選手達は第一滑走後、「きつくて難しいコース」と口々に述べた。しかしながら、一番手の青木辰子は安定した滑りを見せ、ベテランの貫禄をうかがわせた。

また男子座位は、優勝候補の森井大輝、狩野亮が第一滑走で立て続けにコースアウト。1位に躍り出た谷口彰は、「鳥取出身で、粗い雪質に慣れていた事が今日の勝因のひとつかも。18歳の時、カナダ・ナキスカスキー場(カルガリー近郊)でスキートレーニング中の事故にてチェアスキーヤーに転向した。倍の年令になった今年、カナダでパラリンピックが開催されるから、絶対に出たかった。今日はとにかく勝ちたかった」と勝利への執着心を語った。

男子立位は、三澤拓が回転、スーパーコンビに続いて優勝し、3冠を達成。レース後、報道陣に囲まれた三澤は、「コンディションが悪く、怪我やコースアウトの可能性があるなかで、全てのレースでゴールして勝てたのはよかった。ただ、決してバンクーバーにつながる滑りではなかったので、あと1ヵ月、急斜面をしっかり練習していきたい」と話した。

なお大会終了後、バンクーバー・パラリンピックのアルペンスキー日本代表選手の追加発表が行なわれた。

【代表追加選手】
田中佳子(女子座位/LW12-2)
東海将彦(男子立位/LW3-2)
横澤高徳(男子座位/LW10-2)
夏目賢司(男子座位/LW11)
山本光文(男子座位/LW12-2 )

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「バンクーバーでは応援してくれる人のためにメダルをとって帰りたい」と立位優勝の三澤拓

(取材・文/加々美美彩、撮影/瀬長あすか)