【バンクーバーパラリンピック】太田が銀メダル! 有終の美を飾る

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女子1KMスプリントで銀メダルの太田渉子(LW8)/撮影:吉村もと

大会最終日の21日、ウィスラー・パラリンピックパークで行われたクロスカントリー・1KMスプリント・女子立位で、太田渉子が銀メダルを獲得した。同種目の男子・新田の金メダルに続く表彰台。観客席の日本人応援団はおおいに沸いた。

太田は、途中までトップだったが、上りで後続の選手に追いつかれ2位でゴール。「新田さんのように先行逃げ切りで行こうと思ったんですが、疲れたんでしょうか。でも、足出しでも勝とう、最後まで頑張ろうと思っていました。(留学先の)フィンランド選手にも応援してもらって感謝しています。(パラリンピックを振り返って)やっぱり少し悔しい気持ちはありますが、最後に最高のレースができてうれしいです」と笑顔で語った。

立位女子で優勝したウクライナのleksandra KONONOVA(LW8)は、「メダルも嬉しいけど、とにかく全レースが終わって嬉しいわ。もう、早く家に帰ってゆっくりしたい」。若干20歳の女王は、今大会3つのメダルを手に帰国する。

また、同じく立位女子で3位となったロシア・Anna BURMISTROVA(LW8)は、今大会全体の印象を聞かれ、「メダルを獲れてすごく幸せ。カナダもとっても良いところだった。ロシアはオリンピックよりパラリンピックのほうが成績が良くて嬉しい」と笑顔を見せた。ロシアのメダル獲得数は38個だった。

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ガイド大平と息をあわせて懸命に足を運ぶ鹿沼/撮影:吉村もと

また女子立位に先立って行われた女子視覚障害では、鹿沼由理恵(B1/ガイド・大平紀夫)が7位入賞を果たした。

鹿沼は「私はポールと滑降、2つのテクニックに欠けてると気付きました。次のパラリンピックまでには両方のテクニックを磨いてがんばります」と話し、4年後のソチ大会への意欲をのぞかせた。

【日本人選手の成績】

男子・立位
1位 新田佳浩(LW6/8)

14位 瀧上賢治(LW2)

26位 佐藤圭一(LW8)

男子・座位
21位 久保恒造(LW11)
34位 長田弘幸(LW10)

女子・立位
2位 太田渉子(LW8)
11位 出来島桃子(LW6)

女子・視覚障害
7位 鹿沼由理恵(B1)

 

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今大会で国際レースから退く意思を表明しているベテラン長田の最後の滑り/撮影:吉村もと

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パラリンピック初出場ながら健闘した久保/撮影:吉村もと

(取材・文/瀬長あすか、加々美美彩、撮影/吉村もと)