【バンクーバーパラリンピック】バイアスロン、男子座位の久保が9位

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kubo00.jpgパラリンピック初出場の久保

現地時間13日、ウィスラー・パラリンピックパークではバイアスロンが行われ、前回大会のメダリスト太田渉子らが出場した。

気温は氷点下。雪が散らつくなか行われた男子座位2.4キロパシュートは、4回目の出場となるベテラン長田弘幸(LW10)が予選敗退、初出場の久保恒造(LW11)予選を8位通過、決勝は9位でフィニッシュした。

集中できなかった。決勝のレース後、「すみませんでした」と言いながら、報道陣のもとに来た久保は、射撃を2回で合計4発外したことを悔しがった。安定した命中率を持ち味とする。W杯でも3発外したことはない。予選は自分らしいレースができたが、決勝では「雰囲気にのまれてしまった」。

1回目の射撃を終えると、コース際から小林コーチの声が飛んだ。「4番手だ!」
「どこかで(上位に)いけると思っていたのかもしれない………」
2回目の射撃。1発を外しても、いつもだったら他の4発を命中させる。しかし、パラリンピックは違った。「他の選手の様子まで気になってしまった」という久保は、集中力を欠き、5発中3発を外した。

男子立位3キロパシュートは新田佳浩(LW8)が10位、佐藤圭一が12位(LW8)だった。
女子では3キロパシュート立位では、太田渉子(LW8)が7位入賞、出来島桃子(LW6)が11位。また3キロパシュート視覚障害では、鹿沼由理恵(B1)が7位に入った。

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女子立位の太田は、予選終了後「最後の直線は次につながる」と話した

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射撃の不調で上位に食い込めなかったが「滑りは悪くなかった」と語った新田

(取材・文/瀬長あすか、撮影/吉村もと)