【バンクーバーパラリンピック】車いすカーリング、日本の初挑戦が終わる

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ゲームをコントロールできずに苦しむスキップの中島洋治/撮影:吉村もと

10ヵ国総当たりで行われる車いすカーリングの予選リーグは、現地時間18日最終日を迎えた。日本は一試合目、スウェーデンに競り勝ち、決勝リーグ進出へ望みをつないだが、続くイギリス戦に敗れ、通算3勝6敗で今大会を終えた。

予選トーナメント第6日(第一試合)日本‐スウェーデン

第5エンド、中島のショットが冴えていた。ハウス内にストーンを滑らせるドローを2投とも成功させて4得点。日本のエースが、チャンスで決めた。

試合後、中島は「(安定したショットを)もっと早くにできていればね」と苦笑いするも安堵の表情を浮かべる。2戦目以降、ショットが不安定で悔しいおもいが募っていた。なかなか決められなかった相手ミス後の2投目にしっかり決めて、勝機をつくった。

1点を追う最終エンドは、日本が相手ストーンよりも円の中心の位置に2つストーンを置いたところで、スウェーデンのタイムアップ。劇的な逆転勝利を収めた。

内堀コーチは「集中力が最後まで続いた」と我慢の展開に耐えて勝星を付けた日本チームを称えた。サードの市川は「スキップがハートを強く持ってやってくれた」と中島の復調を喜んだ。

予選トーナメント第6日(第2試合) 日本‐イギリス

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車いすカーリング日本チームの初めてのパラリンピックが終わった

同時に行われる他国の試合次第では決勝リーグに進出できる日本。その日本が戦う相手は、車いすカーリング発祥の地、スコットランドを編成するイギリスだ。イギリスは本大会は6敗とふるわないが、日本にとっては格上だ。

日本はそのイギリスに終始リードを許し、第7エンドを終了して4-10。最終エンド途中で、ギブアップとなり、試合終了。ハウス前にストーンをためてしまった日本は、打つ手がなく、ここで力尽きた。

▼18日の日本戦の結果

日本    11004002=8
スウェーデン00220210=7

日本  0000301×=4
イギリス2112040×=10

(取材・文/瀬長あすか、撮影/吉村もと)