車いすカーリング — 2010/3/1 月曜日 at 4:51:38

車いすカーリングの見どころ

by

車いすカーリング日本代表

◎Player(ポジション)

中島洋治(スキップ)
市川勝男(サード)
比田井隆(セカンド)
斉藤あや子(リード)
小川亜希(フィフス)

◎Staff

森泉輝夫(監督)、内堀勝司(コーチ)、土屋志保(トレーナー)、飯野明子(トレーナー)、金子恵美(広報)、小谷野だいあ(通訳)

●ルール

ルールは健常者によるカーリングとほぼ同じ。1エンド終了時点で、ハウスの最も近いストーンを置いたチームがそのエンドの勝者となり、ハウスの中心に最も近い敗者のストーンより内側にあるストーンの数の合計が、勝者の得点になる。1チーム4人、1エンドにつき4選手が2投ずつ、両チームの選手が交互にストーンをデリバリーする。試合は8エンド、各チームのプレイタイム(持ち時間)は68分間。(健常者のカーリングは10エンド、73分)。

健常のカーリングと違うのは、スウィープ(ブラシで氷上をこする動作)を行わないこと、キュー(低い姿勢でのリリースができない車いすユーザーなどが使用するカーリング専用の棒)を使ってストーンをデリバリーすることが認められていること、さらに、デリバリーする車いすが動かないように、味方選手が後ろから支えることが認められている点である。

また、パラリンピックでは、チームを男女混合のミックスで編成することが条件となっている。

●見どころ

“氷上のチェス”と呼ばれるカーリングは、2006年トリノ大会から正式種目となった。初代チャンピオンで、カーリングが盛んな地元カナダが、今大会でも金メダル候補の筆頭である。

テイク中心の海外勢に対して、精度の高いドローショットで得点を重ねたい日本チーム。いかに早い段階で氷の状態を読み、正確にショットを決められるかが勝敗を分けるカギとなりそうだ。

カーリング競技は、オリンピック会場と同じバンクーバー・パラリンピックセンターで行われる。観客収容人数は5,500人。観客の入りなど雰囲気で氷の状態も変わる。スキップの中島を中心に、冷静に適応していくことがメダルへの道となる。

信州チェアカーリングクラブのメンバーを中心に構成される日本代表。メンバーは、出場選手最年長の75歳・比田井、北京パラリンピックにはアーチェリー代表として出場し、5位入賞を果たしている斉藤ら人生経験豊富な4人と、カーリング歴は4人と同様に長いリザーブの小川(ease埼玉チェア所属)。5人の知力を結集させて1試合2時間〜3時間の長丁場を戦い、まずは6日間9試合の予選を通過して決勝に進みたい。

◎過去のパラリンピックと国際マッチを含む成績

<パラリンピック>

初出場

<世界選手権>

2005年 世界選手権(イギリス・グラスゴー)13位(16ヵ国中)
2007年 世界選手権(スウェーデン・ソレフテオ)5位(10ヵ国中)
2008年 世界選手権(スイス・スルーセ)9位(10ヵ国中)