アジアパラ競技大会は10日、競技5日目を迎えた。
陸上では、各クラスの男女100m決勝などが行われ、視覚障害T12の澤田優蘭(マッシュスポーツラボ)が優勝を果たした。
また、切断などT64クラスで、前日の予選で11秒70のアジア記録を樹立したルーキー・井谷俊介(ネッツ東京)が、前アジア記録保持者の佐藤圭太(トヨタ自動車)に競り勝ち、11秒75で金メダルを獲得。1996年アトランタ大会から4大会連続でパラリンピックに出場した59歳の田中照代(チームTIR)も、車いすT52の100mを制した。
(取材・文/荒木美晴、写真/植原義晴)