平昌パラリンピックは18日、大会最終日を迎えた。アルペンスキー女子は回転が行われ、村岡桃佳(早稲田大)が銀メダルを獲得した。村岡はエントリーした5種目すべてでメダルを手にした(金1、銀2、銅2)。
日本勢では他に、アルペンスキーの森井大輝が男子滑降で(トヨタ自動車)、またスノーボードの成田緑夢(近畿医療専門学校)とノルディックスキーの新田佳浩(日立ソリューションズ)がそれぞれ2種目で表彰台に立ち、メダル総数は10個(金3、銀4、銅3)に。目標の前回ソチ大会の6個以上を上回った。
夜8時からは平昌オリンピックスタジアムで閉会式が行われた。日本の旗手は開会式に続き、村岡が務めた。冬季大会では過去最多となる49の国と地域が参加したパラスポーツの4年に一度の祭典は、10日間の日程を終え、幕を閉じた。4年後は2022年に北京で行われる。
(取材・文:荒木美晴、写真:フォトサービス・ワン/植原義晴)