水泳・木村敬一(東京ガス)が今大会4つ目のメダルとなる銅メダルを獲得した。この日木村は男子100m自由形(視覚障害S11)に出場。予選を1分02秒85で7位通過すると決勝ではタイムを縮めて59秒63をマークし銅メダルに輝いた。木村は男子200m個人メドレーでもメダルを狙う。
水泳のその他の種目は、女子400mリレー(運動機能障害)決勝で、池愛里(東京成徳大学高)、森下友紀(昭和女子大)、成田真由美(日本テレビ放送網)、一ノ瀬メイ(近畿大)が出場し、4分48秒27で6位、男子100mバタフライ(運動機能障害S9)予選では山田拓朗(NTTドコモ)が1分06秒07で12位となり予選敗退、女子100mバタフライ(運動機能障害S9)予選では森下は1分11秒72で10位、一ノ瀬は1分15秒63で14位となりそれぞれ予選敗退、女子100m自由形(視覚障害S11)予選では小野智華子(あいおいニッセイ同和損害保険)が1分16秒45で11位、生長奈緒美(大阪およごう会)が1分20秒85で14位となりそれぞれ予選敗退となった。
車いすテニスの男子ダブルス3位決定戦では、三木拓也(トヨタ自動車)・眞田卓(フリー)ペアと国枝慎吾(ユニクロ)・齋田悟司(シグマクシス)ペアの日本勢による対決となった。結果は国枝・齋田がセットカウント2―0でストレート勝ちした。
陸上では、男子1500m(車いすT52)決勝に日本人3選手が出場。佐藤友祈(グロップサンセリテ)が3分41秒70で2位となったが、一時は失格とされ、その後失格が取り消されたため銀メダルが確定した。上与那原寛和(SMBC日興証券)は3分54秒04で4位。3位とはわずか0.08秒差だった。野田昭和(信聖工業)は失格となり記録は残らなかった。男子100m(切断などT42)決勝では山本篤(スズキ)が12秒84で7位、女子200m(切断などT44)決勝では髙桑早生(エイベックス・グループ・ホールディングス)28秒88で7位となった。女子200m(切断などT47)予選では、昨日銅メダルを獲得した辻沙絵(日本体育大)が予選1組を27秒99のタイムで3着。着順により決勝進出となった。
ボッチャ個人(脳性まひBC2)準々決勝では、杉村英孝(伊豆介護センター)と廣鍚隆喜(アルムの森 ペーターの丘)が挑んだが、廣鍚はWatcharaphon Vongsa(タイ)に1―6、杉村はSo Yeong Jeong(韓国)にタイブレイクで敗れた。
女子スプリント・カヤックシングル200m(運動機能障害KL1)決勝では、瀬立モニカ(筑波大)が記録1分09秒193で8位入賞果たした。
車椅子バスケットボール男子9、10位決定戦では日本がイランと対戦し、65―52で今大会を論題会と同じ9位で締めくくった。
ウィルチェアーラグビーは混合1次リーグB組、日本はフランスと対戦し、池透暢(日興アセットマネジメント)と池崎大輔(三菱商事)を中心に得点を重ねて57―52で勝利し、2連勝となった。日本はグループ2位以内が確定し、準決勝進出を決めた。
(構成/TEAM A)