【9月16日/第9日目】ウィルチェアーラグビーはグループ2位で決勝トーナメントへ! 水泳・木村は4位

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リオパラリンピックは第9日目を迎え、閉会まで残りわずかとなった。

14日(現地時間)から始まったウィルチェアーラグビーの混合1次リーグB組、すでに準決勝進出を決めている日本は予選リーグ最終戦となる3戦目、グループ1位での突破をかけて世界ランキング1位のアメリカと対戦。オーバータイムの末、56―57とわずか1点差で敗れた。日本は予選リーグ2勝1敗で決勝トーナメントに進むこととなった。次戦は決勝進出をかけてオーストラリアと対戦する。

自転車・ロードでは、男子個人ロードレース(運動機能障害C1〜3)に藤田征樹(日立建機)と川本翔大(大和産業)が出場した。去年のロードレースの世界選手権で優勝している藤田は、レース序盤に後ろから追突されて自転車にトラブルがあったことが響き1時間51分48で13位、川本は2時間26分46で31位だった。

アーチェリーの女子個人コンパウンドオープン(車いす、立位など)2回戦、3大会ぶりの出場となる平澤奈古(アクト・テクニカルサポート)が登場し、銅メダルを獲得したアテネ大会以来のメダルを目指したが、地元ブラジルのJane Karla Gogelに131―140で敗れた。

陸上では、女子走り幅跳び(視覚障害T11)決勝で初めてのパラリンピック出場となる高田千明(ほけんの窓口グループ)が4m45で自らが持つ日本記録を更新し8位となり、女子200m(切断などT47)決勝では辻沙絵(日本体育大)が27秒97で7位、女子1500m(知的障害)では蒔田沙弥香(パルク通所)が4分51秒90で6位、初出場の18歳山本萌恵子(多機能事業所てんじん)は5分01秒99で7位だった。また、男子100m(車いすT54)予選では、今大会で7回目のパラリンピックとなる53歳の永尾嘉章(兵庫県加東健康福祉事務所)が14秒76で予選1組の2着となり見事、決勝進出となった。

水泳では、今大会5個目のメダルを目指す木村敬一(東京ガス)が男子200m個人メドレー(視覚障害SM11)に出場。2分36秒31のタイムで予選を6位で通過し、決勝ではタイムが伸びて2分28秒76をマークしたが惜しくも4位となり、すべての種目でのメダル獲得とはならなかった。女子50m背泳ぎ(運動機能障害S5)に出場した成田真由美(日本テレビ放送網)は、予選で46秒74と好タイムをマークし、自己ベストとアジア記録を更新して予選3位通過。決勝では47秒63のタイムで順位を落とし5位となった。

女子400mメドレーリレー(運動機能障害)では、池愛里(東京成徳大学高)、一ノ瀬メイ(近畿大)、森下友紀(昭和女子大)、成田真由美(日本テレビ放送網)で臨み、5分21秒68で7位だった。また、女子100m背泳ぎ(運動機能障害S9)の一ノ瀬は1分20秒76で予選13位、予選敗退となった。

(構成/TEAM A)