ボウリング, 夏季競技 — 2015/10/5 月曜日 at 22:57:21

全日本視覚障害者ボウリング選手権、世界トップレベルの選手らが躍動

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第14回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会
「第14回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会」B2クラスの個人総合を制した岩下の投球=シチズンボウル

10月3日、4日の2日間、シチズンボウル(東京都新宿区)で「第14回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会」が開催された。B1・B2・B3クラスそれぞれの優勝をかけて、ミックス(ハンデとして女子に10点が加えられる)で争う。

大会には、2人のシンガポール選手を含む46人が参加。5月のIBSA世界選手権(ソウル)でシングルス金メダルの森寛樹(B1)、井上智恵美(B1)、森透(B2)、岩下由美子(B2)も出場し、熱戦を繰り広げた。

初日に行われた個人戦では、B2クラスでその岩下が予選1位となり、1ゲームマッチの決勝トーナメントに進出。準決勝のスコアは176、決勝は155でまとめて優勝した。

第14回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会
B1クラスではガイドレールを使用する

B1クラスは、ハイゲーム(投球したゲームの中で、最もスコアの高かったゲームのこと)171を記録した梅津茂俊を準決勝で下した江村圭巳が優勝。B3クラスは、IBSA世界選手権のシングルスで銀メダルだった森澤亜希子が地力を発揮し、優勝に輝いた。

大会2日目はダブルス戦が行われ、Ⅰ組(B1選手を含むダブルス)は、江村圭巳・阿部安浩(B3)組が優勝。Ⅱ組(B2ダブルス)は、森透・信太紀子組が2連覇を成し遂げた。

(取材・文・撮影/瀬長あすか)