ブラインドサッカー — 2019/3/20 水曜日 at 10:15:58

【WGP2019】日本代表の初戦はロシアと引き分け

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19日のロシア戦は0-0と引き分けた日本代表。2戦目以降の奮起に期待がかかる=品川区天王洲公園

「IBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2019」が19日、品川区立天王洲公園で開幕した。2020年まで3年連続で開催されるもので、今回は第2回大会となる。参加8カ国が2グループに分かれてリーグ戦を行い、その結果をもとに決勝トーナメントを実施する大会形式は、東京2020パラリンピックと同じで、参加国にとっては試金石となる大会といえる。

世界ランク9位の日本代表は、同4位のスペイン、同11位のコロンビア、同13位のロシアと同じグループA。日本代表はまず、初戦でロシアと対戦。序盤から積極的に攻撃をしかけたのは日本で、緻密なパスワークで再三相手のゴール前に攻め込んだ。しかし、ほとんどの時間でボールをキープしながら相手の堅守に阻まれ、決定打が出ず。試合は0-0の引き分けとなった。

試合後、キャプテンの川村怜は「シュートチャンスで決めきれなかった。勝てるゲームを落としてもったいなかった」とコメント。20日のコロンビア戦については、「難しい試合になると思うけれど、僕らも積み上げてきたものがある。全員の力で勝利を掴みたい」と、力強く語った。

2グループによるリーグ戦は21日まで行われ、23日に下位トーナメントと準決勝、最終日の24日に順位決定戦が行われる。

(取材・文・撮影/荒木美晴)