韓国との最終戦を0-0で引き分けた日本は、中国と勝ち点「5」で並んだものの、得失点差で「1」上回り、2位になった。
最終成績は、1位イラン(3勝1分0敗)、2位日本(1勝2分1敗)、3位中国(1勝2分1敗)、4位韓国(0勝4分0敗)、5位タイ(0勝1分3敗)。
魚住稿ヘッドコーチのコメント
「銀メダルを獲れたことには満足している。今日は、厚みを増した攻撃をテーマに戦って、何回もいいチャンスがあった。ただ、ここで決まるかどうかが勝負の分かれ道。この経験を糧に、強化をしていかなければいけない。失点は、ゴールキーパーやディフェンスのほんの少しのミスでなので、世界選手権までに修正したい」
加藤健人選手のコメント
「勝って終わりたかったけれど、この経験を11月の世界選手権、そして来年のリオへの挑戦につなげたい。守備については、自分が入っているときは一点も許さない気持ちで戦っている。日韓戦はいつも白熱するので怖さはあったけれど、向こうの気持ちに負けなかった」
黒田智成選手のコメント
「勝てそうなところで勝ちきれなかったり、点を獲れそうなところで獲れなかったりと、フラストレーションの溜まる試合が続いたけれど、強化してきたディフェンスが間違いではないことを確認することができた。前回は最後に韓国戦に負けて4位だったが、大きな大会で初めてメダルを獲ることができた。この結果をプラスのステップにしたい」
(取材・文/瀬長あすか、撮影/吉村もと)