国立代々木競技場フットサルコートで開催されているブラインドサッカー世界選手権は23日、第8日を迎えた。準決勝でPK戦の末、スペインを下したアルゼンチンは、2大会ぶりの決勝進出。また、中国に逆転勝ちしたブラジルは3大会連続の決勝進出を決めた。
連覇を狙うブラジルは、中国のドリブラー、リン・ドンドンに先制を許したものの、世界ナンバーワンプレーヤーのリカルド・アウベスが後半7分、ゴールをこじ開ける同点弾。その後もリカルドが追加点を入れ、逆転で決勝に進んだ。大会屈指の好ゲームとなった一戦にスタンドからは大きな拍手が送られた。
今大会の優勝国には、2016年リオデジャネイロパラリンピックの出場権が与えられる。開催国のブラジルが決勝に進出したため、2位以上が確定したアルゼンチンが出場枠を獲得した。
■23日の結果
11位決定戦
モロッコ0−0トルコ
(PK 0–1)
準決勝
スペイン0−0アルゼンチン
(PK 1–2)
9位決定戦
フランス 2−1 韓国
(得点:フランス/David LABARRE 前半7分、Martin BARON 前半20分、韓国/YEONG-JUN JANG 後半4分)
準決勝
中国 1−2 ブラジル
(得点:中国/Dongdong Lin 前半17分、ブラジル/Ricardo Alves 後半7分・後半23分)