◎Player(カテゴリー・クラス)
【男子】
森井大輝(Sitting・LW11)
鈴木猛史(Sitting・LW12-2)
狩野亮(Sitting・LW11)
谷口彰(Sitting・LW11)
夏目堅司(Sitting・LW11)
横澤高徳(Sitting・LW10-2)
山本光文(Sitting・LW12-2)
三澤拓(Standing・LW2)
井上真司(Standing・LW6/8-2)
小池岳太(Standing・LW6/8-2)
東海将彦(Standing・LW3-2)
【女子】
大日方邦子(Sitting・LW12-2)
青木辰子(Sitting・ LW10-2)
田中佳子(Sitting・LW12-2)
◎Staff
松井貞彦(監督)、大渕好幸(総務)、神崎美穂子(広報)、伴一彦(チーフコーチ)、切久保豊(コーチ)、志度一志(コーチ)、倉嶌巌(コーチ)、山本信子(コーチ)、鎌形剛至(チーフサービスマン)、片岡修一(サービスマン)、堀口祐二(理学療法士)、丸山主税(理学療法士)
◎ルール
競技は男女別にスタンディング(立位)、シッティング(座位)、ビジュアリーインペアード(視覚障害)のカテゴリーに分かれて行う。カテゴリー内で障害の種類や程度、運動機能などによってクラス分けされ、順位は実走タイムに選手のクラスごとに設定された係数を掛けた計算タイムで決定される。
車いす使用者などの両下肢障害者は、1本のスキー板にサスペンション機能やバケットシートを装着した 「チェアスキー」を使用し、2本のアウトリガー(先端に小さなスキー板が付いたストック)を操作して滑走する。また、片大腿切断のように1本のスキーで競技を行う場合には、バランスを保持するためにアウトリガーを使用している。視覚障害者は、ガイドスキーヤーが声や音源などを利用してコース誘導することが認められている。
◎実施種目
ダウンヒル(滑降)、スーパーG(スーパー大回転)、ジャイアントスラローム(大回転)、スラローム(回転)、スーパーコンバインド(スーパーコンビ)の5種目。スーパーコンビはバンクーバー大会より正式に採用された新種目となる。
◎みどころ
会場となるウィスラー・クリークサイドのコースは、自然の地形を活かした起伏とうねりがある難コースと言われている。それをいかに攻略するかが勝利のポイントとなりそうだ。
日本代表には、トリノ大会に出場したメンバーが多く選出され、経験豊富な選手がそろっている。近年は、男子チェアスキーの鈴木が2009年世界選手権とウィスラーワールドカップで4つの金メダルを獲得し、森井が2シーズン連続でジャイアントスラローム・ワールドカップ王者に輝くなど活躍を見せている。今大会は、トリノ大会の金1・銀4・銅1を超える、10個のメダル獲得をめざす。