イベント, 平昌パラリンピック — 2017/11/1 水曜日 at 21:54:35

平昌オリ・パラ公式ウエア発表、車いすの選手も動きやすい仕様に

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平昌オリンピック・パラリンピック日本代表選手団公式ウェア発表会で記念撮影に応じる選手たち(撮影/植原義晴)
平昌オリンピック・パラリンピック日本代表選手団公式ウェア発表会で記念撮影に応じる選手たち(撮影/植原義晴)

来年2月に開幕する平昌オリンピックまであと100日となった1日、オリンピックとパラリンピックの日本選手団オフィシャルスポーツウエアが発表された。ウェアはリオ大会に続き、アシックスジャパンが製作。デザインチームが総力を挙げ、現地でのリサーチやリオ大会で得た選手の声などを反映させて完成させた。

メーンカラーは「朝日が昇る力強さ」をイメージした鮮やかな”サンライズ・レッド”。寒暖差が激しい現地の環境に対応できるよう、保温性に優れたアウタージャケットやダウンコートのほか、トレーニングジャケット、インナーシャツ・パンツが用意される。ウエアは開閉会式や表彰式、選手村などでも着用される。

発表会には、男子スキージャンプの葛西紀明、女子フリースタイルスキーハーフパイプの小野塚彩那、女子アイスホッケーの大澤ちほ、藤本那菜、パラリンピックのノルディックスキーの新田佳浩、阿部友里香、パラアイスホッケーの須藤悟、高橋和廣が、真新しいウェアに身を包んで登壇。平昌2018日本代表選手団のスペシャルサポーターを務める土屋太鳳さんとともに、着心地や大会の目標などについて語った。

今回は車いすを使用する選手の意見も取り入れられ、「細かい配慮がある」と高橋
今回は車いすを使用する選手の意見も取り入れられ、「細かい配慮がある」と高橋

ウエアのリオ大会からの改善点のひとつとして、車いすユーザーにとっても着用しやすいデザインが採用されている。10月の最終予選で2位に入り、2大会ぶりにパラリンピック出場権を獲得したパラアイスホッケー日本代表の司令塔・高橋は、「これまでは立位の選手と同じものを着用していたが、丈が長かったり、ポケットが車いすで隠れて使えなかったりしていた。それが今回、車いすの選手も着やすい短めの丈のウエアになり、また車いすを操作する際にタイヤに接触する袖の部分が補強されている。ストレスなく移動でき、本大会がより楽しみになった」と話した。

またメダル獲得が期待される阿部は、「軽くて暖かい。4年間はあっという間に過ぎてしまったけれど、今日ウエアに袖を通して実感できた。平昌ではメダル獲得を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

平昌パラリンピックは、来年3月9日から18日まで10日間にわたって行われる。

(取材・文/荒木美晴、撮影/植原義晴)