サッカー, ブラインドサッカー, 夏季競技 — 2015/7/13 月曜日 at 15:08:25

アクサブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権、Avanzareつくばが3連覇!

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第14回アクサブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権

決勝戦で、同点弾を決めたAvanzareつくばの田村友一。3連覇に貢献し、最優秀選手賞に輝いた(撮影/吉村もと)

ブラインドサッカーのチーム日本一を決める「第14回アクサブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」が7月11日、12日の2日間、東京・調布市のアミノバイタルフィールドで開催された。今大会には、新潟フェニックスファイヤーズ、コルジャ仙台FCなど過去最多の14チームが出場。4グループに分かれて総当りのリーグ戦を行い、各リーグの上位チームが決勝トーナメントを戦った。

大会2日目に行われた決勝戦。準決勝で古豪・大阪ダイバンズを1-0で下したAvanzareつくば(茨城)と、前回準優勝のラッキーストライカーズ福岡を2-0で破って決勝に進出したたまハッサーズ(東京)が激突した。

試合は、3年ぶりの優勝を目指すたまハッサーズが、後半2分にエース黒田智成のゴールで先制するも、後半16分にAvanzareつくばの田村友一が得点し、同点に。1-1で前後半が終了し、勝負はPK戦(3人制)にもつれ込む。そして、Avanzareつくば2人目の川村怜が見事なシュートを決め、さらにGKの福永克己が止める活躍を見せ、AvanzareつくばがPK戦を1-0で制し、3連覇を成し遂げた。

全国に広がるブラインドサッカーのクラブチーム

今大会には前回の12チームを上回る14チームが参加。昨年8月に発足したナマーラ北海道と、前回までAvanzareつくばに所属していたメンバーを中心に構成した新チームGLAUBEN FREUND TOKYOの2チームが初出場した。日本選手権には出場していないが、広島や愛知にもクラブチームが発足し、全国各地で広がりを見せているという。

第14回アクサブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権

ナマーラ北海道のGK芳賀

ナマーラ北海道のGKで、元Jリーガー(コンサドーレ札幌)の芳賀博信さんは、「盲学校で『サッカーをやりたい』という子に出会い、北海道にチームがないことを知ってチームを立ち上げた。目が見えない、手がない、足がないなどが理由で、サッカーをする場がないことが彼らにとっての障がいだと感じている。そのひとつとして、サッカーのできる場を作ることができてよかった」と、設立の経緯を語った。

チームは(順位決定トーナメントでPK戦は制したものの)初勝利をつかめなかったが、「初めて公式戦に出場し、僕たちはまだこの競技のレベルに達していないことがよくわかった。ふだんは人の壁や体育館で練習していて、サイドフェンスを使用するのも初めて。攻撃面を強化するなど次の大会に向けて、また一からスタートしたい」と笑顔で語った。

順位は以下の通り

第14回アクサブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権

PK戦を制し、優勝を喜ぶAvanzareつくばの選手たち

1位 Avanzareつくば
2位 たまハッサーズ
3位 ラッキーストライカーズ福岡
4位 大阪ダイバンズ
5位 乃木坂ナイツ
6位 buen cambio yokohama
7位 埼玉T.wings
8位 新潟フェニックスファイヤーズ
9位 兵庫サムライスターズ
10位 ナマーラ北海道
11位 GLAUBEN FREUND TOKYO
11位 F.C.長野RAINBOW
11位 コルジャ仙台FC
13位 山梨キッカーズ

(取材・文/瀬長あすか・撮影/吉村もと)