リオ2016, リオパラリンピック, 水泳 — 2016/9/15 木曜日 at 21:44:30

【リオ2016】トップと0.19秒差、銀メダルに「死ぬまでもやもやする」

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木村敬一=オリンピックアクアティクススタジアム

得意の100mバタフライで銀メダルを獲得した木村は「悔しい気持ちしかない」=オリンピックアクアティクススタジアム

水泳の男子100mバタフライ(視覚障害/S11)決勝が14日行われ、木村敬一(東京ガス)が1分02秒43で2位に入った。50m自由形の銀メダル、100m平泳ぎの銅メダルに続く、3個目のメダル獲得。

この種目の今季世界ランキング1位。昨年の世界選手権も制しており、リオでは金メダルの大本命だったが、一歩及ばなかった。優勝選手とはわずか0.19秒差。前半はトップで折り返したが、後半に隣のレーンの選手と手が接触し、終盤の伸びを欠いた。

全盲の選手にとってまっすぐ泳ぐことは簡単なことではない。コースロープにぶつかるとタイムロスになってしまうが、肉体改造し、パワーで乗り切る練習を重ねてきた。金メダル有望とされたレースで敗れ、「負けて悔いが残らないことはない。死ぬまでもやもやすると思う」と絞り出した。

(取材・文/荒木美晴、撮影/吉村もと)