福島忍(ゴールキーパー) 永瀬充(ゴールキーパー) 石田真彦(ディフェンス) 中村稔幸(ディフェンス) 須藤悟(ディフェンス) 遠藤隆行(ディフェンス) 円尾智彦(フォワード) 吉川守(フォワード) 安中幹雄(フォワード) 馬島誠(フォワード) 三澤英司(フォワード) 矢口敦也(フォワード) 高橋和廣(フォワード) 上原大祐(フォワード) 伊藤仙孝(フォワード)
中北浩仁(監督)、青木久和(ジェネラルマネージャー)、青木栄広(アシスタントコーチ)、高橋泰彦(広報兼アシスタントコーチ)、小山幸子(チームマネージャー)、羽田野哲也(用具マネージャー)、佐々木千絵(トレーナー)、牧伸哉(トレーナー)
アイススレッジホッケーは、下肢に障害を持つ選手が座位で行う競技で、アイスホッケーのルールを一部変更して行う。バンクーバーパラリンピックから、女性選手をプレーヤーに含めることが認められた。
選手は、「スレッジ」と呼ばれるスケートの歯を2枚つけた専用のそりに乗り、左右の手に短いスティックを一本ずつ持ってプレーする。スティックのグリップエンドには駆動用のアイスピックが付いており、氷を押して漕ぐ動作で前に進む。また、ブレード部分でパックを操り、パスを出してシュートを放つ。
1試合15分×3ピリオドで行われる。リンクの上でプレーできるのは、ゴールキーパーを含めて6名。アイスホッケーと同様にボディチェックが認められており、体力の消耗が激しいため、選手の交代は随時行われる。同点で終了した場合は延長戦を行い、先に得点を挙げたほうが勝ちとなる。延長戦でも決着がつかない場合は、シュートアウト(ゴールキーパーと1対1で行うシュート対戦)によって勝敗を決める。なお、会場のUBCサンダーバード・アリーナは、ナショナルホッケーリーグ(NHL)サイズ(60m×26m)のリンクで、一般的なものより小さめになっている。
迫力満点の選手同士の激しいボディチェックは、まさに「氷上の格闘技」。パワーだけでなく、腕力だけとは思えない爆発的な加速で、あっという間にゴール前に到達するスピードは、見ごたえ十分だ。また、パックをスレッジのフレームの下をくぐらせてパスを出したり、高速ドリブルをするアイススレッジホッケーならではのプレーにも注目したい。
日本は、堅い守りと世界屈指のスピードを活かした攻撃が特徴。ディフェンダーも高い得点力があり、チームワークを武器にメダル獲得を狙う。準決勝に進むためには、2位以上での予選通過が必須であり、初戦のチェコ戦、2戦目の韓国戦がカギになる。世界ランキングは日本が上だが、どちらも著しい成長を遂げているチーム。中北浩仁監督や選手が口をそろえるように、「ミスをしない」ことが、次のステージ進出へのポイントになりそうだ。
<パラリンピック>
1998年 長野パラリンピック(日本)…5位 2002年 ソルトレークシティパラリンピック(アメリカ)…5位 2006年 トリノパラリンピック(イタリア)…5位
<世界選手権>
1996年 世界選手権(スウェーデン)初参加…6位 2000年 世界選手権(アメリカ)…4位 2004年 世界選手権(スウェーデン)…6位 2008年 世界選手権(アメリカ)…4位 2009年 世界選手権(チェコ)…4位
アメリカ・ノルウェー・カナダ・日本・チェコ・イタリア・スウェーデン・韓国
カメラマン