インチョン2014アジアパラ競技大会 — 2014/10/18 土曜日 at 20:51:08

インチョン2014アジアパラ競技大会が開幕!

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開会式で旗手の高桑早生選手を先頭に入場する日本選手団=文鶴スタジアム

インチョン2014アジアパラ競技大会(韓国・仁川)の開会式が18日、文鶴スタジアムで行われた。「A Passion of Wave, Now Begins 〜情熱の波 今ここから〜」が大会テーマ。日本選手団は旗手の高桑早生(慶應義塾大学)を先頭に入場。大勢の観客に向かって手を振って行進した。大会規模は過去最大レベルで、41カ国・地域から4,500人が参加。日本選手団は285人が参加する。主将はパラリンピック2連覇を達成している車いすテニスの国枝慎吾(ユニクロ)が務める。大会は24日まで。

実施競技される23競技のうち、日本は22競技に出場する。パラリンピック種目はもちろん、バドミントンや車いすダンス、テンピンボウリング(日本は不出場)、ローンボウルズといったアジアパラ競技大会ならではの種目にも注目が集まる。

また今大会は、今年度から障害者スポーツの所管が厚生労働省から文部科学省に移ったことで、オリンピックなどで利用されてきた「マルチサポート・ハウス」が設置されている。競技直前のアスリートのコンディションの調整や選手村内外でのサポートを実施するとしている。

車椅子バスケットボール男子の1次リーグは開幕前の16日から始まっており、17日に韓国と対戦した日本は58対59で敗れ、黒星スタート。18日のチャイニーズ・タイペイ戦は92対33で勝利し、1勝1敗とした。

(取材・文/荒木美晴)