パラアーチェリーの「東京2020パラリンピック競技大会最終選考会」最終日が28日、本番会場の夢の島公園アーチェリー場(東京・江東区)で開かれた。男子リカーブ、男女コンパウンド、男子W1(車いす)の各種目が実施され、それぞれ1位の成績をおさめた4選手が代表に内定した。
男子リカーブは長谷川貴大(日本テレビ)が2008年の北京大会以来、3大会ぶりにパラリンピック代表に選出。コンパウンド女子は永野美穂(大同生命保険)が2大会ぶりに出場切符を獲得。同男子は宮本リオン(テー・オー・ダブリュー)が初の代表入りを決めた。2月に60歳で急逝した仲喜嗣さんが代表に内定していた男子W1は、大山晃司(警視庁)が制し、代表に内定した。
なお、男子リカーブは上山友裕(三菱電機)、女子リカーブは重定知佳(林テレンプ)、女子W1は岡崎愛子(ベリサーブ)がすでにパラリンピック日本代表に内定している。
(文・MA SPORTS、撮影/植原義晴)