ITF(国際テニス連盟)およびJWTA(日本車いすテニス協会)のランキング上位者のみが出場できる「第26回三井不動産全日本選抜車いすテニスマスターズ」が11月18日から3日間の日程で、吉田記念テニス研修センターで行われた。
男子の決勝は、昨年同様、眞田卓と齋田悟司が激突。ともにリオパラリンピック代表選手らしいパワフルでスピード感あふれるテニスを展開し、会場を盛り上げた。試合は6-1、6-3で眞田が勝利。2年連続で“日本一”の称号を手に入れた。
女子は、上地結衣が9連覇を達成。世界ランキング3位、リオパラリンピックのシングルス銅メダリストの実力を発揮した。女子は22歳の上地のほか、20歳の田中愛美が昨年に続き、2度目のマスターズ出場を実現。また、21歳の大谷桃子と高室冴綺、高校1年の船水梓緒里が大会初出場と、フレッシュな顔ぶれとなった。
クァードは4選手が出場。決勝では、川野将太が諸石光照をフルセットの末に破り、4連覇を達成した。
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始めて8カ月で準優勝。女子車いすテニスに突如現れた大谷桃子とは?
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/para_sports/2016/11/22/___split_22/
(取材・文・撮影/荒木美晴)