パラアイスホッケー — 2025/12/7 日曜日 at 23:54:36

長野サンダーバーズが8連覇!

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大会8連覇を飾った長野サンダーバーズ=東京辰巳アイスアリーナ

パラアイスホッケーのクラブチーム日本一を決める「第34回全国クラブ選手権大会」が6日から2日間にわたり、東京辰巳アイスアリーナで開催された。今年は北海道ベアーズ、東京アイスバーンズ、長野サンダーバーズ、東海アイスアークス、ロスパーダ関西の5チームが出場し、頂点を目指した。

第1試合は東海アイスアークスが4-3でロスパーダ関西に、第2試合は東京アイスバーンズが2-1で勝利。第3試合には大会7連覇中の長野サンダーバーズが登場し、東海アイスアークスを5-4で下し、東京と長野が決勝に駒を進めた。

その決勝は、両チームとも無得点で試合が進むが、第1ピリオド中盤に長野が先制。DF登録ながらFWで出場する熊谷昌治がゴール裏で相手を交わしてパックを奪い、ゴール前にポジションを取っていた吉川守(DF)にパス。そして、その動きを見て前線に詰めてきた新津和良(FW)につなぎ、鮮やかにシュートを決めた。3選手は11月の最終予選でもともに戦っており、息の合ったプレーで会場を沸かせた。その後も得点を重ねてリードを広げる長野。東京も粘りを見せて、終盤にキャプテンの石川雄大(DF)らがゴールを奪うが届かず。6-3で長野が勝利し、大会8連覇を飾った。

また、決勝に先駆けて行われた第4試合は、北海道が関西に勝利。その結果、優勝は長野、2位東京、3位東海、4位北海道、5位関西となった。

(取材・文/荒木美晴、写真/植原義晴)