2020東京パラリンピック, NEWS, 陸上 — 2021/9/2 木曜日 at 1:48:59

“二刀流”村岡桃佳は決勝で満足の走り、マルクス・レームは3連覇達成

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〈東京パラリンピック〉陸上/女子100m T54 決勝他(9月1日、オリンピックスタジアム)

夏冬“二刀流”で臨んだ村岡桃佳が100m T54 決勝に進出し、16秒71、6位という結果で夏の挑戦を終えた。

予選は17秒10。辛くも決勝に残った村岡は、決勝までの数時間でアップの見直しや気持ちの整理をして立て直し、決勝を迎えた。「予選でゴールした景色と決勝でゴールしたときの景色は全然違う」と、最後に自分らしい走りを見せられたことを喜び、陸上で東京パラリンピックに出たいという夢を達成できたことに、涙を見せながらも「楽しかった」とこれまでの道のりを振り返った。

陸上に挑戦したことで「想像を絶するきついことにも耐えられるようになった」という村岡。夏の挑戦を終えて、次は北京へ。女王の挑戦は続く。

また、男子走幅跳 T64 決勝では、マルクス・レームが8m18で3連覇を達成。今年6月に8m62という世界記録をたたき出したレームは、東京で自身のもつ世界記録、パラリンピック記録の更新はならなかったものの、「クルマのナンバーを862に変えたばかりだから、そういう意味ではよかったかな?」とジョークで答え、子どもたちへ「ほかの人から“できない”と言われても信じないこと。自分が信じる道を歩けばいい」と、力強いメッセージを送った。

(取材・文/山本千尋)