車椅子バスケットボールは、男女ともに銀メダル

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決勝の韓国戦でシュートを放つ日本のセンター藤本怜央=Samsan World Gymnasium/撮影:吉村もと

インチョン2014アジアパラ競技大会の最終日となった24日。男子車椅子バスケットボール決勝が行われ、前回金メダルの日本は韓国に50-61で敗れ、最終順位を2位とした。

白熱の日韓戦! 気合いの入ったプレーを見せた韓国のギム・ドンヒョン

序盤にミスが続いた日本は前半を20-30で折り返した。ヘッドコーチの及川晋平氏は「日本は負けていても動じなくなった。ビハインドでも絶対追いつくと思っていた」とその場面を振り返る。巻き返しを狙う日本は、香西宏昭(NO EXCUSE)や藤本怜央(SUS)が積極的にインサイドに切り込んだが、ゴール下で厳しいプレッシャーをかける韓国にシュートを阻まれ、追いつくことができなかった。

銀メダルを獲得した日本男子チームのクライマックスは、22日に行われた準決勝のイラン戦だった。第4クォーターで追いつくと、オーバータイムで高い集中力を見せて84-74で勝利。この価値ある一勝は、来年のリオパラリンピック予選を戦う上で大きなチカラになるだろう。

試合終了と同時に喜びを爆発させた韓国

「(決勝の)負けがあったからこそ強くなれた、と言えるようにしたい」とは香西。アジア2位の位置から、リオへの挑戦がスタートする。

及川晋平ヘッドコーチのコメント
「選手たちはいいコンディションだったのに、うまく選手の力を引き出せず、悔しい思いでいっぱいです。前半にミスが続いたが、それを(コーチとして)どう解釈し、采配をふるうかが難しくて悩みどころだった。“後半勝負”になると考え、途中選手を休ませたが、日本が理想とするテンポを作ることができなかった」

藤本怜央キャプテンのコメント
「(敗戦は)いまある力をすべて出し切った結果だと受け止めている。満足はしていないですけど、充実はしていました。韓国の方が、自分たちより確率よくシュートを決めていた。一回のオフェンスまたはディフェンスで自分たちにリズムを引き寄せる“緻密なバスケット”をするためにも、プレーの精度を高めていかなければならない」

女子代表を率いる橘ヘッドコーチ

また、男子に先駆けて行われた女子グループリーグの最終戦で、日本は中国に43―65で敗れ、2勝1敗の2位になった。