アルペンスキー, バンクーバーパラリンピック — 2010/3/18 木曜日 at 10:47:45

【バンクーバーパラリンピック】ジャイアントスラローム男子立位は三澤の9位が最高

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ジャイアントスラローム立位に出場した井上・三澤・小池(左から)の3選手/撮影・ナカハル

ウィスラー・クリークサイドで行われているアルペンスキーは現地時間の17日、立位のジャイアントスラロームが行われた。日本の男子では、三澤拓(LW2)が1本目の11位から順位を上げて9位に入った。井上真司(LW6/8-2)は20位だった。

強豪が集まるレースを制したのは、世界にその名を轟かす、Gred SCHONFELDER(ドイツ)。1本目の終盤にあわや、という風に見舞われたが滑りきり、2本目も攻めた。「終盤はコブが多くて、見えなかった割には良い反応ができたよ」と39歳のベテランは語る。

パラリンピックは6度目の挑戦。初出場の92年アルベールビル大会からはじまり、トリノ大会までに金・銀・銅あわせて実に17個のメダルを獲得している。

今大会は、15日のスラロームで銀メダル、そして今日のジャイアントスラロームで金メダルを獲得し、通算メダル獲得数は19個に。18日にはダウンヒル、20日にはスーパーG、21日にはスーパーコンバインドに出場予定で、その栄光の証はさらなる輝きを増しそうだ。

【ジャイアントスラローム男子立位・順位】

9位  三澤拓(LW2)
20位 井上真司(LW6/8-2)
途中棄権 小池岳太(LW6/8-2)

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9位に終わった三澤拓

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井上真司は1本目21位からひとつ順位を上げた

(編集/荒木美晴、撮影/ナカハル)