クロスカントリー, バイアスロン — 2017/3/19 日曜日 at 22:08:12

【ワールドカップ札幌大会】新田佳浩が2位! 日本勢唯一の表彰台

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スタート直後から積極的に飛ばす新田佳浩(日立ソリューションズ)=西岡バイアスロン競技場

スタート直後から積極的に飛ばす新田佳浩(日立ソリューションズ)=西岡バイアスロン競技場

競技2日目を迎えた19日、「石屋製菓2017IPCノルディックスキーワールドカップ札幌大会」はクラシカル・ショートを行い、男子立位5キロで新田佳浩(日立ソリューションズ)が2位に入った。

5キロと短い距離のレース。「前半から積極的に飛ばした」新田は、最短距離を攻めた結果、スタートから約50m地点でコース上のコーンに接触して転倒するアクシデントに見舞われた。それでもすぐに立ち上がって気持ちを切り替え、タイムロスを最小限に抑えた。トップのベンジャミン・ダビエ(フランス)を捉えることはできなかったが、後続を引き離した滑りに、本人も手ごたえを感じた様子。新田は、「トップ選手と秒差の争いになると想定していた中で、転倒はあったものの、練習で海外勢がスリップしていたのぼり坂もグリップをきかせて登りきれた。冷静な状況判断とコース戦略が勝因につながった」と分析する。

表彰台で笑顔を見せる新田(左端)

表彰台で笑顔を見せる新田(左端)

ワールドカップ第3戦のピョンチャン大会ではスプリントで銀メダル、ミドルでは優勝を果たした。実は、昨年12月にトレーニング中にかかとに靴擦れをおこし、「シーズン初めに出遅れてしまった」が、結果を出さなくてはいけない大事な大会にきっちりピークを持ってきたのはさすがだ。

平昌パラリンピックまで1年。「初戦のクラシカル・スプリントで金メダル、最終日のミドルでもう一度表彰台に乗ること」を目標に掲げる。「ワールドカップでの手ごたえは、本番につながっていくはず。長濱コーチとコミュニケーションを取り、気を緩めず準備していきたい」と話し、気合いを入れていた。

(取材・文・撮影/荒木美晴)