【バンクーバーパラリンピック】<準決勝2>アメリカがノルウェーに完封勝ちで決勝進出

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決勝進出を決め、観客に手を振るアメリカチーム/撮影:吉村もと

現地時間18日の午後7時から行われた準決勝の第二試合は、アメリカがノルウェーに3-0で勝利した。ノルウェーは、キャプテンのTommy ROVELSTAD(DF)が怪我から復帰して戦列に戻った一方で、この試合はThomas JACOBSEN(FW)が怪我でチームを離脱するなど、苦しいチーム状況に追い込まれていた。前回トリノ大会2位のプライドをかけて最後までゴールを狙ったが、得点することはできなかった。

試合開始直後から、攻守がめまぐるしく入れ替わる激しい展開となったこの試合。第1ピリオドは、両チームともディフェンスが踏ん張り、0-0で終えた。動きがあったのは、第2ピリオド。8分48秒に先制点を挙げたアメリカは、その約2分後にパワープレーのチャンスで、Taylor CHACE(DF)がシュート。パックはゴール前のディフェンスに当たり、コースがずれてゴールネットを揺らした。

一方、2点を追う立場となったノルウェーは、最終ピリオドもペナルティを重ねて苦しい展開に。ここでも、これまで主軸としてチームを引っ張ってきたHelge BJORNSTAD(FW)とRolf Einar PEDERSEN(FW)が中心となって反撃を試みるが、逆に試合時間残り3分にはゴール裏からアメリカにパックを持ち込まれ、最後はJoe HOWAERD(FW)に決められて万事休す。試合が終了すると、ノルウェー選手は激しい体力の消耗と決勝進出を逃した悔しさとで、うつむくばかりだった。

この試合の結果、20日の決勝戦は日本対アメリカ、19日の3位決定戦はカナダ対ノルウェーのカードとなった。

◆第二試合スコア
アメリカ 0-2-1=3 

ノルウェー 0-0-0=0

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攻守の要としてチームを牽引したノルウェーのBJORNSTAD(写真中央)

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パワープレーのチャンスの場面できっちりと2点目を決めたアメリカのCHACE

(取材・文/荒木美晴、撮影/吉村もと)