日本パラリンピック委員会(JPC)は24日、リオパラリンピック(9月7日〜18日)に派遣する日本代表選手84名を発表した。
車いすテニス男子シングルスの3連覇を目指す国枝慎吾(ユニクロ)や、昨年の世界選手権で2種目を制した競泳の全盲スイマー・木村敬一(東京ガス)、日本選手の最高齢記録となる68歳で4度目の出場となる卓球の別所キミヱ(兵庫県障害者スポーツ交流館)らが選ばれた。
今回選出されたのは、日本が出場する17競技のうち15競技の選手で、陸上とパラトライアスロンの代表は今後、追加発表される。最終的には選手100〜115名の編成になる見通し。
高橋秀文JPC副委員長は会見に出席し、「目標成績は金メダルランキング10位、金メダル10個」と語った。また、日本選手団の大槻洋也団長は「リオパラリンピックはいろいろな意味で重要な大会。(2020年の)東京大会でよい結果を残すためにも頑張りたい」と意気込みを語った。
日本選手団の主将と騎手は、結団式・壮行会が行われる8月2日に発表される。
(取材・文/荒木美晴)