2020年東京パラへの第一歩、アジアオセアニア選手権開幕!

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パラパワーリフティングは下肢に障害を持つ選手のベンチプレス。22の国と地域から約200名の力自慢が参加!=北九州芸術劇場(撮影/荒木美晴)

日本で初開催となるパラパワーリフティングの国際大会「北九州2018ワールドパラパワーリフティングアジア‐オセアニアオープン選手権大会」が9月8日、福岡県の北九州芸術劇場で開幕した。

2020年東京パラリンピックに出場するためにアジア地区の選手は参加必須の大会と位置付けられる。大会でマークした記録は、東京パラリンピックランキングに反映され、東京パラの選手選考をするうえで大きな意味を持つ。

今大会には29の国と地域から約200名の選手が参加。日本代表は29名がエントリーしている。パラパワーリフティングの勢力図を見ると、アジア勢が存在感を示しており、2016年リオパラリンピック金メダリストのラーマン・シアマンド(イラン/男子107㎏超級)やフー・ダンダン(中国/女子45㎏級、今大会は50kg級でエントリー)らも今大会出場を予定している。

大会は12日まで行われる。

(取材・文・撮影/荒木美晴)