国内のトップアーチャーが参戦する最高峰のトーナメント大会「第9回JPAF杯パラアーチェリートーナメント大会」が10日、埼玉県障害者交流センターで開催された。
リカーブオープン男子は、昨年の世界選手権で金メダルを獲得した上山友裕(三菱電機)が決勝で矢口敦也(エラン)を破って優勝。大会6連覇を成し遂げた。同女子は重定知佳(林テレンプ)と小野寺朝子(東京都北区アーチェリー協会)の2人がエントリーし、重定が勝利した。上山と重定は今年の世界選手権のリカーブ男女ミックスで銅メダルを獲得している。
コンパウンドオープン男子は大江佑弥(倉敷市役所)が渡邊大輔(人・夢・技術グループ)に競り勝ち、同女子は決勝で平沢奈古(日本オラクル)を下した篠原彩(大分トヨタ自動車)が頂点に立った。W1オープンは大山晃司(警視庁)のみの参加だった。
男子の上山、大江、渡邊、大山、女子の重定は、1年の延期を経て10月22日に開幕する杭州2022アジアパラ競技大会に日本代表として出場する。
(撮影/植原義晴、編集/MA SPORTS)