アジアパラ競技大会の5日目。陸上の男子200メートル(T44)の決勝が22日に行われ、佐藤圭太(中京大職員)が24秒15(T44クラス)の大会新記録で優勝、金メダルを獲得した。シーズンベストの走りで前回の広州大会からの2連覇を達成し、「ホッとした」と笑顔を見せた。
今年8月に変えた新しい義足は、「跳ね返りがすごい」。それを使いこなす技術と身体づくりにも取り組みながら、さらなる上を目指す。
また、男子100メートル(T47)は、多川知希が11秒40で3位に入った。
多川のコメント
「滑り込んだ感じだった。決勝は緊張感があったからか予選よりいい走りができなかったので、そこは今後改善していきたい。調子が良かっただけに(記録を)出そう出そうと思ってしまった。タイム的にはよくはなかったので、明日のリレーにうまくつなぎ、金メダルを狙います」