「ダイセル ブラインドサッカージャパンカップ2024 in大阪」は6日、総当たりの予選の最終戦が行われ、日本代表はメキシコと0-0で引き分けた。1勝1敗1分で勝ち点4とした日本は決勝に進出。最終日の決勝はここまで全勝のモロッコと対戦する。
試合の序盤から相手ゴール前に攻めあがる日本。前半の終盤には、川村怜と平林太一のセットプレーからシュートへとつなげるが、惜しくもボールはゴールの上へ。後半もメンバーの交代とタイムアウトで流れを変えたいところだったが、得点につながらなかった。途中出場の高橋裕人は「引き分けで終われたのはよかったが、チャンスがたくさなったのに決め切れなかった。課題が残った試合だった」と振り返る。
決勝で再戦するモロッコは、東京2020大会では銅メダルを獲得した強豪だ。ズハイール・スニスラやアブデラザック・ハッタブといった破壊力と高い得点力を持つ選手の動きをどこまで封じることができるか、注目が集まる。
(取材・文・撮影/荒木美晴)