サッカー, ブラインドサッカー, 夏季競技 — 2015/9/8 火曜日 at 11:43:18

ブラサカのアジア選手権、日本は4位で大会を終える

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韓国の守備に阻まれる日本の川村=国立代々木競技場フットサルコート
韓国の守備に阻まれる日本の川村。日本は韓国から得点を奪えず、苦手なPK戦にもちこまれた=国立代々木競技場フットサルコート

リオパラリンピックの地区予選を兼ねた「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権2015」は7日、最終日を迎えた。

日本は、3位決定戦で韓国と対戦。序盤から黒田智成、川村怜が果敢に攻めるも、韓国の徹底したディフェンスに阻まれ無得点。0-0で前後半を終え、試合はPK戦にもつれこんだ。

大会を4位で終えた日本代表
大会を4位で終えた日本代表

PK戦では、川村がゴールネットを揺らし、GK佐藤がナイスセーブ。だが、2人目以降が決まらない日本に対し、韓国は2人目、6人目が決め、PK戦を制した韓国が3位に。日本は4位で大会を終えた。

試合後、大会を通して7得点を挙げた川村は、「中国やイランから点を取れる選手になりたい」と語った。

決勝戦は、イランが中国をPK戦で敗り、インチョン2014アジアパラ競技大会に続き、アジアの頂点に立った。

アジアから中国とイランが出場する、リオパラリンピックは、2016年9月7日に開幕する。その次の開催都市は東京だ。リオへの出場権を逃した日本は、どんなチームを作り上げるのか。ブラインドサッカー日本代表の奮闘を見届けたい。

▼IBSA ブラインドサッカーアジア選手権2015

優勝を喜ぶイラン。来年は2度目のパラリンピックに挑む
優勝を喜ぶイラン。来年は2度目のパラに挑む

優勝:イラン
準優勝:中国
3位:韓国
4位:日本
5位:マレーシア
6位:インド

(取材・文/瀬長あすか、撮影/吉村もと)