インチョン2014アジアパラ競技大会の第3日目。ソンハク体育館で行われているウィルチェアーラグビーの出場国は、韓国、マレーシア、インドネシア、そして世界ランキング4位の日本。予選は、総当たりで2巡することになっている。この日、日本は1巡目の最終試合で地元・韓国と対戦。序盤から試合を優位に進め、53−40で勝利を収めた。国際大会初出場となる、菅野元揮(2.0)、渡邉翔太(1.5)、堀貴志(1.5)、18歳の和知拓海(3.0)も出場。登録選手12人がコートに出る全員ラグビーで、負けなしの3勝目を飾った。
涌井俊裕ヘッドコーチのコメント
「前半は少しヒヤヒヤしたが、後半には選手が互いに声をかけあって冷静にプレーしていた。コーチとしては、やることがなかったほどです」
和知拓海選手のコメント
「ボールをちゃんと運べたし、スクリーンもうまくかけられて、自分のプレーができた。韓国は強かったけれど、できることをできたと思う。明日からも今のコンディションでいきたい」
(取材・文/瀬長あすか、撮影/吉村もと)