杭州アジアパラ競技大会は25日、卓球のシングルス決勝が行われ、男子クラス7の八木克勝(琉球アスティーダ)と女子クラス11の和田なつき(エレファントTTC卓球場)が優勝を果たし、来年のパリ2024パラリンピックの出場権を獲得した。
八木は準決勝で東京パラ金メダリストのYAN Shuo(中国)をストレートで破り、決勝へ。その決勝では東京パラ銅メダルのLIAO Keli(中国)を3-0で退け、見事頂点に立った。和田は決勝で東京パラ3位のWONG Ting Ting(香港)に3-1の逆転勝ちをおさめた。和田は昨年、国際大会デビューを果たしたばかりの20歳。この勢いでパリではどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみだ。
(取材・文/荒木美晴、撮影/植原義晴)