車いすバスケットボール — 2020/2/17 月曜日 at 15:41:06

大阪カップ、日本は強豪追いつめるも4連敗で最下位

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カナダとの最終戦でスタメンで起用され、序盤から得点を重ねたチーム最年少の柳本あまね=丸善インテックアリーナ大阪(撮影/植原義晴)

「2020国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会(大阪カップ)」が14日から3日間の日程で、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で行われた。

今大会は日本、2018年の世界選手権銀メダルのイギリス、同5位のカナダの3カ国が2回戦総当たりで争うもので、4戦全勝のカナダが優勝、2勝2敗のイギリスが2位、4戦全敗の日本が3位となった。

日本にとっては格上の2カ国との試合。体格で勝る海外勢への対抗策として強化してきたトランジションバスケで試合を有利に展開する場面もあったが、試合後半にシュート成功率が落ちるなど、フィニッシュの精度の甘さを相手に突かれて勝利はならなかった。

東京2020パラリンピックは開催国枠で出場が決まっている日本代表。岩佐義明ヘッドコーチは、「このタイミングで強豪チームと対戦できたのは貴重な経験になった。経験して終わりではなく、パラに向けてこの力を糧にチームを作り上げていきたい」と話した。

(取材・文/荒木美晴、撮影/植原義晴)