パラアルペンスキーの今季国内初の大会となる「2021ワールドパラアルペンスキーアジアカップ菅平高原シリーズ」は10日、長野県の菅平高原パインピークスキー場で技術系種目の大回転が行われた。
2本滑った合計タイムで競われる大回転。男子座位は、1本目のリードを守った森井大輝(トヨタ自動車)が優勝。男子立位は三澤拓(SMBC日興証券)が逆転で勝利し、女子座位は村岡桃佳(トヨタ自動車)が2本の合計2分8秒11と2位以下に大差をつけて優勝した。
併催されている知的障害(ID)カテゴリーでは、木村嘉秀(日本ピザハット・コーポレーション)が初日のスーパー大回転に続いて大回転も制した。
(文/荒木美晴、撮影/植原義晴)