2009/2010シーズンの最終シリーズとなる障害者アルペンスキー・ワールドカップが3月2日(現地時間)、高級リゾートとして世界的に有名なアメリカコロラド州のアスペンで開幕した。
最初の種目である滑降には、男子座位の狩野亮がランキング首位の証であるレッドビブ(赤のゼッケン)を着用して出場。結果は、表彰台にあと一歩及ばずに4位となったが、高速系種目における存在感を充分に示した。
また競技終了後には、すでに今シーズンの全レースを終了している回転の年間ランキング表彰も行なわれた。日本チームからは、女子座位の青木辰子が3位となり、メダルを授与された。
■■ 2日の結果(滑降)■■
【女子座位】
4位 青木辰子(株式会社キッツ)
【男子立位】
23位 三澤 拓(順天堂大学)、26位 井上真司(顕正寺/菅平高原スキークラブ)
【男子座位】
4位 狩野 亮(株式会社マルハン)、8位 森井大輝(富士通マイクロエレクトロニクス株式会社)、9位 鈴木猛史(駿河台大学)、16位 山本光文(めいほうぐるーぷ)
●途中棄権
小池岳太(セントラルスポーツ株式会社)、谷口 彰(株式会社相模組)、夏目堅司(白馬八方尾根スキースクール)
(編集/荒木美晴)
※この記事は、日本障害者スキー連盟アルペンスキーチームの堀切功氏からのレポートを元に作成しています。