アメリカコロラド州のアスペンで開催されている障害者アルペンスキー・ワールドカップは5日(現地時間)、スーパー大回転が行われた。今シーズン最後のレースとして注目が集まるなか、男子座位の森井大輝が2位に入った。
森井は、ワールドカップ年間総合ランキングでも2位となっており、その実力の高さを証明した。
このレースをもって、ワールドカップのすべてのレースが終了した。日本チームはアスペンからバンクーバーへと移動。他の選手やスタッフと合流し、8日にパラリンピック選手村での入村式にのぞむ。
◆森井大輝のコメント
「バンクーバーに向けて調子が上がってきました。今日は2位でしたが、本番では優勝できるように頑張ります」
■■ 5日の結果(スーパー大回転)■■
【女子座位】
4位 青木辰子(株式会社キッツ)
【男子立位】
5位 三澤 拓(順天堂大学)、12位 小池岳太(セントラルスポーツ株式会社)
【男子座位】
2位 森井大輝(富士通マイクロエレクトロニクス株式会社)、4位 鈴木猛史(駿河台大学)、12位 谷口 彰(株式会社相模組)、13位 狩野 亮(株式会社マルハン)、14位 夏目堅司(白馬八方尾根スキースクール)、25位 山本光文(めいほうぐるーぷ)
●途中棄権
井上真司(顕正寺/菅平高原スキークラブ)
(編集/荒木美晴)
※この記事は、日本障害者スキー連盟アルペンスキーチームの堀切功氏からのレポートを元に作成しています。