ピョンチャンパラリンピックの出場権をかけたパラアイスホッケーの最終予選が、10月9日からスウェーデン・エステルスンドで開かれる。この最終予選に出場する日本代表が22日、強化合宿をスタートさせた。
日本パラアイスホッケー協会は11日に最終予選日本代表チームメンバー17名を発表。ベテランの須藤悟(北海道ベアーズ)、吉川守(長野サンダーバーズ)、若手選手の児玉直や南雲啓佑(ともに東京アイスバーンズ)らが選ばれた。また、銀メダルを獲得した2010年バンクーバーパラリンピックに出場した上原大祐(東京アイスバーンズ)も復帰し、名を連ねている。
今回の強化合宿は最終予選前の最後の国内調整の機会となり、選手たちは氷上練習や陸上トレーニングに取り組んだ。日本代表は4年前のソチパラリンピック最終予選で敗れ、本大会出場を逃している。キャプテンの須藤は、「2大会連続で落とすことは許されない。責任と覚悟を持って臨む」。エースの熊谷昌治(長野サンダーバーズ)は、「いつも通りのプレーができるかどうか。絶対に(出場を)決めます」と意気込む。
中北浩仁監督は23日にチームに合流予定。強化合宿は24日まで行われる。最終予選にはスウェーデン、ドイツ、チェコ、日本、スロバキアの5ヵ国が参加し、上位3チームがパラリンピック出場権を獲得する。
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(取材・文/荒木美晴、撮影/植原義晴)