「2018ジャパンパラアイスホッケーチャンピオンシップ」の競技3日目が行われ、日本はチェコに3‐4で敗れた。
日本 3-4 チェコ
序盤からアタッキングゾーンでチェコを攻める日本。第1ピリオド3分には、児玉直(東京アイスバーンズ)の得点で先制点を挙げた。その後は失点もあったが、3-1とリードを広げ、連敗した前日までの悪い流れを断ち切ったかに見えた。
ところが、最終ピリオドにチェコのパワープレーから1点差に詰め寄られてしまう。終盤は焦りからゴール前で攻め急いだことでポジションが崩れ、守りが薄くなった隙にターンオーバーを許し、同点に追いつかれた。さらに、そのわずか15秒後には、同じミスを犯して4点目を献上。失意の逆転負けを喫した。熊谷昌治(長野サンダーバーズ)は、「最後は追い上げられて、(自分がいる)ファーストセットのプレーが前のめりになった。時間の使い方を失敗した」と痛恨の失策を悔やむ。
修正を重ね、どこまでチームを立て直せるか。12日の準決勝は、全勝の韓国と再び対戦する。
韓国 3-2 ノルウェー
一進一退の攻防が続き、試合は今大会初の5分間の延長戦へ。それでも決着がつかず、ゲームウイニングショットに突入。韓国は4人目のエース、チョン・スンファンが決め、接戦を制した。
(MA SPORTS)