パラアイスホッケー — 2018/1/12 金曜日 at 23:58:31

【4カ国大会】準決勝で韓国に0-5、最終戦は宿敵・チェコと

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フェンス際で激しい攻防を繰り広げる熊谷昌治(右)=ビッグハット

12日、「2018ジャパンパラアイスホッケーチャンピオンシップ」の準決勝が行われ、日本は韓国に0‐5で敗れた。

日本 0-5 韓国

総当たりのリーグ戦は3連敗と、調子が上がらない日本。この日はディフェンシブな第2セットをスターティングメンバーに起用。試合途中にはエースの熊谷昌治(長野サンダーバーズ)をディフェンスに下げるなど、守りを意識した布陣で戦った。

序盤は落ち着いたパス回しで相手ゴール前に攻め込む場面もあったが、パックのレシーブミスなどから徐々にペースは韓国に。ラインを切り替えて動きを試すなかでメンバーチェンジ直後の失点が続くなど、ベンチワークのミスもあり、韓国へのリベンジは果たせなかった。

キャプテンの須藤悟(北海道ベアーズ)は、「自分のミスから失点につながった場面もあった。立て直しのポイントは先制点を挙げること。ディフェンスの連携の精度を上げていきたい」と話し、最終日の3位決定戦に向けて、切り替えを誓った。

ノルウェー 2-1 チェコ

0-0で迎えた第2ピリオド、チェコが待望の先制点を挙げるが、最終ピリオドにノルウェーが2点を入れて逆転勝ちをおさめた。この試合の結果、13日の決勝戦は韓国対ノルウェー、3位決定戦は日本対チェコのカードに決まった。なお、決勝戦のあとはリンク上で、平昌パラリンピック日本代表内定メンバーの発表が行われる。

(取材・文/MA SPORTS、撮影/植原義晴)