12日、「2018ジャパンパラアイスホッケーチャンピオンシップ」の準決勝が行われ、日本は韓国に0‐5で敗れた。
日本 0-5 韓国
総当たりのリーグ戦は3連敗と、調子が上がらない日本。この日はディフェンシブな第2セットをスターティングメンバーに起用。試合途中にはエースの熊谷昌治(長野サンダーバーズ)をディフェンスに下げるなど、守りを意識した布陣で戦った。
序盤は落ち着いたパス回しで相手ゴール前に攻め込む場面もあったが、パックのレシーブミスなどから徐々にペースは韓国に。ラインを切り替えて動きを試すなかでメンバーチェンジ直後の失点が続くなど、ベンチワークのミスもあり、韓国へのリベンジは果たせなかった。
キャプテンの須藤悟(北海道ベアーズ)は、「自分のミスから失点につながった場面もあった。立て直しのポイントは先制点を挙げること。ディフェンスの連携の精度を上げていきたい」と話し、最終日の3位決定戦に向けて、切り替えを誓った。
ノルウェー 2-1 チェコ
0-0で迎えた第2ピリオド、チェコが待望の先制点を挙げるが、最終ピリオドにノルウェーが2点を入れて逆転勝ちをおさめた。この試合の結果、13日の決勝戦は韓国対ノルウェー、3位決定戦は日本対チェコのカードに決まった。なお、決勝戦のあとはリンク上で、平昌パラリンピック日本代表内定メンバーの発表が行われる。
(取材・文/MA SPORTS、撮影/植原義晴)